「家族信託」とは

1.家族に託すのが「家族信託」

はるこ

「家族信託」ってなに?

「家族信託」とは、自分の「家族」を「信じて」自分の財産を「託す」行為のことです。
あらかじめ家族信託契約をしておくことで、自分が判断能力が失われている状態となってしまったとき、託されたご家族が自分の代わりに自分の財産の管理や運用、処分等を行うことができるようになります。

2.判断能力が失われている状態とは?

判断能力が失われている状態、というと認知症がまず思い起こされますが、ほかにも病気や事故などで意識不明になった場合もあてはまります。

そう考えると、何も高齢者だけでなく、だれもがそうなる可能性がある、と言えますね。

3.判断能力がないとどうなるの?

判断能力が失われた状態だと、たとえば銀行でお金をおろそうとして、銀行が「この口座の名義人は判断能力が失われている!」と判断した場合、口座は凍結されてお金がおろせなくなってしまいます。

また、判断能力が失われた状態では契約行為ができなくなってしまうため、ご本人様のご家族が「ご本人様の介護費用捻出のためにご本人様名義の不動産を売却する」こともできません。

そうなると、事前に対策をしておくことが望ましいですよね。

「家族信託」で事前対策!

その有効な対策のひとつが「家族信託」というわけです。

ちなみに「家族信託」も契約行為なので、判断能力があるうちに行わなくてはなりませんのでご注意ください。

当社、パル企画では「家族信託」のご案内ができるスタッフがおりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!

はるこ

転ばぬ先の杖!