小湊鐵道に乗って、ノスタルジーなひとときを。
休日の朝、突然思い立って
「こんなに快晴なのに、家にいるのはもったいない」ということで、家族でどこかに出かける相談をしていたところ「五井駅前に電車が間近に見られるカフェがある」との妻のひとことで五井駅に行くことに。
お昼前に五井駅に到着。
お目当てのカフェでお昼でも食べようか、と思ったのですが「もう少しで電車が発車するけど、どうする?」とのこれまた妻のひとことで急遽予定を「養老渓谷」へと変更することに。
小湊鐵道の1日フリー切符でキハ200系に乗車。フリー切符は終点の上総中野駅まで途中下車ができ2,000円とお得でした。ちなみにSuica含むICカードは使えません。
「キハ」はディーゼル気動車ということで「電車ではなく気動車ね」などとウンチクを言いながら、かねてより一度乗ってみたいと思っていた鉄道に乗ることができて、上機嫌の私。
「養老渓谷にいく」と言いながら、乗った汽車は上総牛久駅が終点。次は1時間後だったのでとりあえず乗ってはみたものの、上総牛久駅でしばし待たなくてはなりませんでした。
上総牛久駅では、個性的なトイレを見学?したり、駅舎のなかの小さなカフェでコーヒーを飲んだり、近くのスーパーで遅いお昼を買って食べたりしながらのんびりと次の列車を待ちました。
つぎにやってきた列車はキハ40系。私がまだ小さかったころ、いとこの家に遊びに行くときに乗った列車と同じ型式でした。
3両編成のうち先頭車両は貸し切りで、私たちは2両目に乗車し、列車は目的地の養老渓谷方面へ向けて出発。
のんびりとした走り出しで、スピードに乗ったら動力を切り、惰性で走る。これは普段乗っている電車でも同じですが、車両の揺れとカタンコトンという小気味よいリズムのレール継ぎ目の音、そしてのどかな田園風景と相まって、ノスタルジックな気分に。
子どもたちは「乗り鉄」ではないのですが、窓の開く車両がめずらしいのか、窓を少しだけ上げて、外から吹き込む風と車窓の流れを楽しそうに眺めていました。
途中の菜の花畑が広がる場所では、たくさんの人が菜の花畑の前を通り過ぎる列車の撮影を行っていました。
養老渓谷駅には15時半を過ぎた頃に到着。キハ40系とお別れし、さあこれから養老渓谷へ。。。と思いましたが、これから7kmも歩くのは小さい子供連れでは難しく、バスで行っても家に帰る時間が遅くなりそう。
ということで今度は養老渓谷駅で1時間ほど散策し、五井駅へと戻ることになりました。
養老渓谷駅発の列車もキハ40系。家族はみんな疲れて眠りこんでいましたが、私は車窓を流れる夕日に染まる田園風景をぼんやりと眺めながら、鉄道旅を満喫しました。
夕方、空も暗くなる直前に五井駅に到着し、駅前のカフェに入店。
ジビエ料理もありましたが、帰宅時間を考え、今回は子どもたちだけのお食事。
子どもたちはときおり五井駅に到着する列車にはしゃぎながら、はちみつ入りカレーライスとミートボールを食べて帰りました。
行き当たりばったりでしたが、急ぐ旅でもない、たまにはこういう旅もいいものです。
急がない旅からこそ得られる、まったりとした時間。
十二分に満喫できた小旅行でした。
桜が満開に咲き始めたころにもう一度訪れてみたいものです。
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