遺贈寄付 ― フリーウィルズキャンペーン実施中
フリーウィルズキャンペーンについて
フリーウィルズキャンペーンとは、遺贈寄付を実現するために必要な遺言書の作成をおこなってくれる専門家(おもに司法書士、行政書士の方)の報酬の一部を助成するキャンペーンです。
助成額は 5万円 で、遺贈寄付の相談を受ける専門家を対象として行われます。
ただ本来の目的は、寄付を検討なさっている方が支払う、遺言書作成費用の負担の軽減にあります。
昨年に続き2回目の開催で、内閣府、法務省が後援しています。
2024年3月29日(金)まで申請を受け付けています。
フリーウィルズキャンペーンの発祥はイギリス
キャンペーン主催団体である一般社団法人日本承継寄付協会のホームページには「遺贈寄付が盛んなイギリスでは「Free Wills Week (Month)」として専門家が遺言書を無料で作成するキャンペーンが毎年行われており、この活動が欧米に波及した結果、各国の遺贈寄付増加に大きく影響してい」るとの記載がありました。
インターネット検索ででてきたイギリスのあるホームページによると、毎年3月と10月の年2回、55歳以上の方を対象に行われているようです。
https://www.rememberacharity.org.uk/making-a-will/what-is-free-wills-month/
昨年の実績は助成額の470倍!
今回が第2回目の開催となるわけですが、昨年の実績が公開されています。これによりますと…
総額250万円の助成金を活用
遺言書記載の手数料負担合計は50万円
キャンペーンを利用した遺贈寄付の寄付総額はなんと約11億8000万円!
じつに約470倍もの寄付が実現されました。
これらの寄付金はNPOや地方自治体、教育機関等、さまざまな団体で活用され、未来へと還元されていきます。
対象となる遺贈寄付の内容・要件
キャンペーンの助成対象となる遺贈寄付の内容・要件は以下のとおりです。
・寄付額10万円以上の遺言書の作成
・寄付額10万円以上発生する税務、寄付相談、法務相談
また、相続税申告の際に寄付が発生する相続税申告報酬、相続手続きの際に寄付が発生する専門家報酬も助成対象になります。
申請受付は2024年3月29日(金)まで!
キャンペーンへの申し込み、キャンペーン対象者かどうか確認したい方は、以下リンクからお問い合わせ・ご相談ください。